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あまり脚光を浴びていない名曲ゲーム音楽を紹介してみる。PS2『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』(その1)

ゲーム

お久しぶりです、まだ5月なのにパソコンの排気熱で部屋が暑くて死にそうなAsramです。

 

今回は初めて商業ゲームの音楽について書こうと思います。
ただよく知られている感じの、ニコニコ動画とかのランキングで上位に来るような曲は紹介してもしょうがないので、あまり知られてなさそうな(でも自分が良いと思う)曲を紹介しようと思います。

 

作品は、プレイステーション2ソフト『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』です。
今回はその1として、Ⅰの方を紹介します。

 

1.『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』とは

もともとは『イース』というゲームがあって、1987年に日本ファルコムにより発売されました。
ゲームの機種は、昔のパソコンのPC-8801mkⅡSRです(筆者も触れたことないのであまりちゃんと知らないです)。
さらに次の年は『イースⅡ』が同機種で発売されました。
この二作は名作とされて、のちに移植とかリメイクとかがどんどんされていきました。

 

『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』は2003年の作品で、Windowsで発売された『イースⅠ・Ⅱ完全版』がPS2に移植されたものだそうです。
Wikipediaには開発元がマイケルソフト、販売元がデジキューブと書かれています。
元のファルコムのWin版を、他の会社が少し追加要素をつけて販売したという感じだと思います。

 

脚光を浴びていないと書きましたが、元々の『イース』『イースⅡ』の音楽は非常に根強い人気があります。
元々のPC8801-mkⅡSRの『イース』『イースⅡ』の音楽を担当していたのは、古代祐三という方です(全てではないようですが)。
ゲーム音楽家としてとても有名な方です。
音色の種類や同時発音数など、当時とても制限された環境だった中で、数々の名曲を生み出しました。
その中で有名なのが、『イースⅡ』のオープニング曲の「To Make the End of Battle」です。(本題とズレますが、参考までにYoutubeのオープニング動画を貼るので興味のある方はご覧ください。)

 

Youtube イースⅡオープニング(PC-8801版)

 

筆者は『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』を子供の頃にプレイしました。
購入時はゲーム屋さんに特別限定版しか置いてなくて、それを買ったらフィギュアとか色々ついてきました(今でも持ってます笑)。
初めてプレイした『イースシリーズ』はスーパーファミコン版『イースⅣ』で、この『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』は2番目になります。

 

『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』は、発売が2000年頃というのもあって、音色の面ではまだリアルな生楽器は入っておらずシンセサウンドが中心になっています。
ゲーム中、夢の世界の住人の姉妹に会いに行くことでサウンド試聴をすることができるのですが、ゲーム進行に費やした時間と音楽聴いた時間とどちらが多いかわからないくらい好きな音楽たちでした。
15年前の曲で、現在のゲーム曲と比較できるものではないですが、「いい曲なんだからね…!!」と伝えたいです。

 

では本題に入ります。

 

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2.『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』音楽レビュー

はじめに、YouTubeのFalcom Music Channelにある『イースⅠ・Ⅱエターナルストーリー』のプレイリストのリンクを貼ります。
その中から私にとって良いと思うものをピックアップしてコメントしようと思います。
曲の前の番号はプレイリストの番号に合わせています。

 

◆Youtube YsⅠ&ⅡEternal Story Game Soundtrack
https://www.youtube.com/playlist?list=PLzFTGYa_evXgELGQGvzcwQz3kv-e8E9LU

 

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1.Feena

透き通るような美しさのある曲です。
ゲームに登場する女神のテーマ曲です。

 

オーボエとかハープとかストリングスとか綺麗な感じの楽器で構成されています。
ベル系のシンセサウンドも同じく綺麗な感じです。
美しいけれど儚いといった印象も受けます。

 

この曲、イントロが終わったあとのAメロとBメロはたった二つのコードしか使ってないみたいです。
具体的には、Em7(構成音がミソシレ)FM7(構成音がファラドミ)です。
もしかしたらテンションコードになってたりするかもしれませんが。
片手で白鍵を一個ずつずらせばいいだけなので、簡単に弾けてしまいます。
こんなシンプルなコードでも魅力的な曲が作れるのは驚きでした。

 

この曲はタイトル画面のほか、確か夢の世界の姉妹に会った時にも流れていたような記憶があります。
長時間聴いていても疲れないので、夢の世界で会話したり絵を鑑賞したりする時のBGMとしてもよかったと思います。

 

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2.Ys Eternal -Opening-

今回もっとも紹介したかった曲です。

 

この曲がどこで使われるのかは私はわかりませんでした。
ゲーム中で聴いた覚えはなく、夢の世界のサウンドテストで聴きました。
昔の『イース』のサウンドトラックにも入っていない曲なので、後から追加された曲なのだと思います。

 

この曲、前半も好きですが、後半の冒険が始まる感じがとても好きです。
特にハープかベルみたいな音のアルペジオとベースラインが好きです。
旅立つ者の決意を感じられる曲です。

 

私が作曲を始めて最初に作った曲は「Departure」というタイトルなのですが、もろにこの曲の影響を受けています。
今ではもうだいぶ古い曲ですが、ついでに紹介がてら貼っときます。
よろしければお聴きください。

 

◆Departure(Asram)

      1. Departure

 

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3.Departure

主人公アドルがゲームスタートして最初流れ着く港町のBGMです。
ゲームでは波のサウンドとかも入ってたと思うのですが、とてもマッチします。
眩しい太陽の光とか、砂浜とか、貝とか、カモメとか、そういう風景に全部合いますね。

 

あとは、「最初の町」感も出ていると思います。
この感じがどういう要素で出るのかはわからないのですが、これから色々なことが待っているといった期待感を抱いてしまいます。
タイトルの「Departure」はまさしくぴったりだと思いました。

 

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4.Fountain of Love

最初の港町の後、次に行く大きな街のBGMです。
広くて人も多く、賑やかな感じの街です。

 

他機種のバージョンを聴き比べたことがあるのですが、この曲はこのバージョンが一番好きでした。
やはりこれもゲーム画面の風景とマッチしています。

 

最初のピアノが素敵です。
街に入ると同時にこのピアノが流れた時は感動しました。
そのピアノの後展開し、テンポが速くなるのも好きです。

 

ドラムが、おそらくシンセの軽めのドラムを使っています。
また、カエルがギコギコいうような音も入っていますね。
ピアノとかストリングスとかの楽器音とこういったシンセ音がいい感じに混ざってて面白いと思いました。

 

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5.The Syonin

街のショップで流れるBGMです。
イントロで好きになりました。
ベースと、鐘みたいな音とかピッコロみたいな笛とかが混ざっているのですが、心地よい組み合わせです。

 

子供の頃もこの曲は好きで印象に残っていました。
ⅡのショップのBGMよりこちらの方が好きです。

 

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8.Roda

ロダの樹という特別な樹でのイベントで流れたように思います。

 

リバーブが深めにかかっていて、雰囲気が出ています。
あといろんな効果音も入っていて、それも雰囲気を良い感じにしています。

 

私は小さい頃これを聴いた時に、樹というよりはすごく星空キラキラの宇宙の印象を持ちました。
今聴いても満天の星空感を抱いてしまいます。
サウンドテストで聴いていた時は「ああ宇宙だ…」というイメージで没入して聴いていました。

 

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10.Holders of Power

ボスとの戦闘の音楽です。

 

この曲、一番紹介したいのは後半です。
オリジナルや他のバージョンは前半部分のパートが繰り返される感じですが、このバージョンは後半がカッコよくて好きです。
独自に付け足されたパートだと思います。
前半パートにもマッチしており、矛盾が生じていないです。

 

前半部も、ドラムによるリズム感が心地良いですね。
でもやっぱり後半が好きです。

 

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11.Palace of Destruction

最初のボスを倒したあとの神殿地下のステージで流れる曲です。

 

この曲で好きなのは、16ビートのノリの良さと、なんか神殿?遺跡?っぽい雰囲気を感じさせるところです。
カッコイイですね。

 

ちなみに、ここでは地下牢に囚われている女性を助け出すことになります。
その後彼女を護衛しながら村まで送り届けなければならないという、ちょっと厄介なイベントが始まります。
ほっといたら敵にすぐやられてしまいますし。

 

ちなみに私は彼女をすぐ村には届けず、色んな所へ連れ回したり、時間を止めるアイテムを使って彼女に敵を倒させて彼女のレベルを上げたりというあまり意味のないことをやっていました。

 

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13.Tower of the Shadow of Death

Ⅰのラストダンジョンの塔のステージで流れる曲です。
この曲を聴きながら塔を上へ上へと上っていくことになります。

 

原曲もそうですが、この曲を作った人はセンスが素晴らしいと思います。
普通なかなかこういう曲考えつきませんし。

 

私が好きな部分はうまく説明できないですが、独特の雰囲気の良さかなと思います。
これが塔のステージとすごく合ってるんですよねー。

 

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14.Chase of Shadow

塔のボス戦で流れる曲です。
迫力があり凄く好きな曲なのですが…。

 

短い!!
何故!?

 

著作権の関係かな…?

 

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16.Dreaming

塔の中に、鏡でワープするエリアがあり、そこで流れるBGMです。
ここまでくればもうゲーム終盤です。

 

アルペジオが綺麗な曲ですね。
Bメロのところのドラムがちょっと重い感じなのは好みではないですが、全体としては好きな曲です。
テンポが一定の感じではなく、後半ちょっとゆっくりに変わる気がするのは自分だけだろうか?

 

終盤の雰囲気も少し音楽の中に漂っている気がします。

 

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17.The Last Moment of the Dark

ラスボスの間で流れる曲です。

 

ラスボス感漂いまくりです。
悪の大魔王という雰囲気ですね。
当時この雰囲気が大好きでした。

 

この前半の不気味な雰囲気ですが、コードの中の一つの音を半音で動かす、クリシェという技法を使っていると思います。
後半の展開もカッコ良いし、敵の強大さが伝わってきます。

 

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19.Final Battle

ラスボスとの決戦BGMです。

 

私が好きなのは特に後半からですね。
特に後半のドラムが好き。
前半のメロディアスなメロディも好きです。

 

ラスボスは、空を飛びながら火の玉を飛ばして攻撃してきます。
また、ラスボスにダメージを与えた時に、その地点の床が抜けて、それに巻き込まれると即死します。
動けるエリアも狭まっていきます。

 

私は、この曲が好きでたくさん聴きたいので、ボスを倒さずに攻撃を避け続けてどこまで粘れるかというのをやってました。
この曲は1ループ2分ですが、ボスの火の玉がかなりの猛攻でなかなか難易度が高かったです。
1ループの最後まで死なずに耐えられたら勝ちということでやってました。

 

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21.The Morning Grow

ラスボスを倒したあとにイベントが始まり、そこで流れる曲です。
ラストダンジョンの塔は上っていくとだんだん日が沈み夜になっていくという演出がありました。
この曲が流れる時には朝日が見えるという感じだったと思います。

 

イントロがまずカッコいいですね。
デッデッデッデッていう音です。
また後半いったん静かなパートになるところがとても好きです。
6/8拍子の曲は少ないですがいいですね。

 

ラスボスを倒した後の勝利の余韻に浸れる曲です。
ラスボスはレベルが上がってたら数秒で倒せてしまいますが。

 

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22.See You Again

スタッフロールで流れる曲です。

 

明るくポップな感じの曲調です。
ノれる感じで好きですね。
記憶が確かではないのですが、宇宙とか星空の映像がバックにあって、スタッフロールが出ていたような気がします。

 

これもテンポ途中で少し変えてるっぽいです。
あんまりアップテンポなものにはテンポコントロールかけないと思ってるんですが、こういう手法はわりとあるんでしょうかね?

 

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3.最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。
次回のその2ではⅡの方を取り上げようと思います。

 

最後に宣伝になりますが、筆者は『イースシリーズ』の曲を小さい頃から聴いていて、自分の音楽作品もその影響を強く受けています。
もしご興味のある方は、「音楽 / Music」のページなどからご試聴ください。
イースが好きな方は、もしかしたら好きになっていただけるかもと思います。

 

長文になりましたが最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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